ルートセッターの水口僚(つかさ)さんは、女子決勝のボルダーのルートセットはしていないと思われます。
水口さんが担当したのは、「男子準決勝前半のボルダー」です。
パリ五輪ルートセッターは誰?
「パリ五輪 ルートセッター」と検索すると、「日本人」「水口」などと出てきます。
水口さんは「男子準決勝前半のボルダー」を担当
水口さんは、森選手が登れなかった女子決勝のボルダーのルート設定はしていないと思われます。
水口さんが担当したのは、8月5日に行われた男子準決勝前半のボルダーの「課題」だとNHKが報じています。
今回、日本人の女性として初めてオリンピックの「ルートセッター」に選ばれ、チームの一員として5日に行われた男子準決勝前半の「課題」を担当しました。
引用元:NHK
X(旧ツイッター)には、水口さんが女子決勝のボルダーのルートセットをしたかのような投稿が見られますが、水口さんは女子決勝のボルダーのルートセットには関与していないと思われます。
各国から集まるルートセッターのチーム
また、水口さん(岐阜県出身)は、NHKの取材で次のようにコメントされています。
「今回オリンピックに参加することができてすごく光栄です。ルートセッターもいろいろな国から集まっていて文化や考え方も違うので戸惑う部分はありましたが、いい大会を作りたいという志は一緒なので、チームで力を合わせてやってきました」
引用元:NHK
このコメントからわかることをまとめてみます。
・ルートセッターはいろいろな国から集まってくる
・ルートセッターは背景とする文化や考え方も違うので、戸惑う部分もある
・いい大会を作りたいという気持ちを皆持っている
・チームで力を合わせてルートセットをする
ルートセッターとは
ルート作りにあたって、ルートセッターに求められるのは、次の4つであることをクライマーズというサイトでは説明されています
1. 安全性: 選手の安全性を保障する
2. 公平性: 一部の選手だけが有利不利にならないように注意を配る
3. 適切な難易度:易しすぎても難しすぎてもだめ
4. 盛り上がる内容: 観客と選手かった意図なって盛り上がれるように
今回、森選手が苦戦したルートは、この「2. 公平性」に少し欠けていたのかもしれませんね。
SNSの声
森選手が登ることができなかった「ボルダー&リード」種目のレートセッターに対する世間の声を集めてみました。
〇ルートセットの難しさを理解されてのコメント
スポーツクライミング女子の森選手は4位メダル獲得ならずでした。
— だいすけ 👓 道具とエンタメが好きな人 (@WORKMANSHIP_JP) August 10, 2024
前半のボルダーで苦戦する姿は観てると、「不利に設定されてる?」と思うけど、これ身長の低い人に合わせるのも長身の選手にもっと有利な設定になるから、恐らくルートセッターも相当悩んだと思います。https://t.co/FiR3WuUezG
〇ルートセッターへの厳しい意見
クライミングの決勝で森がスタートのホールドが掴めない時点でそもそもルートセッター側の不備じゃないの?
— funayan (@funayan4) August 10, 2024
スポーツクライミング、低身長が不利なのはいろいろな競技にあるとはいえ、スタートラインにすら立たせません、心折りにきますっていう第一課題作ったルートセッターに考えれば考えるほどモヤモヤwそんなコース、競技者も観客も面白くないじゃん…?
— りりうむ (@yytanos12) August 10, 2024
まとめ
パリオリンピックのスポーツクライミング競技のルートセッターについてまとめてみました。
最後までお目通しいただきありがとうございました!