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南海電鉄が出禁(入店・出入禁止)に!「酒処でご」大将のカッコよさ7選!

南海電鉄が入店(出入り)禁止に!「酒処でご」大将のカッコよさ7選!
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南海電鉄を検索すると「南海電鉄 出禁」と出てきます。

「南海電鉄 出禁」とは何なのか詳しく調べてみました。 

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目次

南海電鉄の出禁(入店・出入り禁止)とは

これは、「居酒屋でご」の大将が飲食代金をめぐるトラブルを原因として、南海電鉄の関係者の入店を「出入り禁止」にした事件のことです。

でごの大将が書いた張り紙の画像がXで拡散され、テレビニュースにより広く知られました。

最後に、両者は和解して、もとの良い関係に戻ったということです。

事件の概要

・2023年の秋ごろ、店で飲食をした南海電鉄関係者の客が、飲食代をめぐって居酒屋の大将ともめた
・頭にきた大将は、2023年5月1日以降、南海電鉄関係者を出入り禁止にして、店の入り口に張り紙をだした。
・2024年1月、フジテレビのニュースでこの「張り紙」が取り上げられた
・取材の最中の2月1日、南海電鉄は「ご迷惑をおかけしました。張り紙はがして」と大将に詫びを入れた
・大将は気持ちよく張り紙をはがし、「平和が一番」とにっこりした

ことの経緯は

  1. 南海電鉄が客として11人で来店し3時間くらいどんちゃん騒ぎして飲んだ
  2. 請求された飲食代56,000円を支払って店を出た(一人あたり5,000円)
  3. 店に戻った南海電鉄は、「高いやないか。ぼったくりやないか。明細出せや」とクレーム
  4. 大将と南海電鉄との間では解決せず、警察を呼ぶもおさまらず
  5. 大将が『ほんならお前らは、なんぼで納得するんや』と聞いたら、南海電鉄は『俺らは1人4000円で納得する』と
  6. 大将は、一人あたり4,000円とし、4,000円✖11人=44,000円にして差額1万2000円を返金した

拡散のきっかけは石川浩司さんのX(ツイッター)

石川浩司さんというミュージシャンの方が、「酒処でご」の南海電鉄関係者出入り禁止という張り紙をみつけ、2024年1月30日にポストした。
石川さんは、35年前に放送された『三宅裕司のいかすバンド天国』、通称イカ天をきっかけにブレイクしたバンド「たま」のドラマーだった方です。「ランニングシャツの人」です。
今は、個人で音楽活動をされているようです。

このポストが瞬く間に拡散し、テレビのニュース番組でとりあげられ一気に認知が広がりました。

「酒処でご」は大阪府泉佐野市の居酒屋

泉佐野駅は、南海本線の駅です。

向かって左端の赤い看板(アサヒスーパードライ)に問題の「張り紙」があります

問題の張り紙はこちら

文字起こしすると、

南海電鉄関係者様すべて入店禁止とさせていただきます!!
入店後南海様とわかった時点で精算、出店お願いします!!
酒処 でご R5.8.19(土)~
(激おこマークが2つと進入禁止マーク1つ付き)

そして最高にイカした大将がこちら
Yahoo!の口コミによると通称というかニックネームは「でごちゃん」

Yahoo!ニュースにもなった


記事のタイトルは、日本最古の大手私鉄が飲食店から出禁で物議! 「3時間5000円はぼったくり」はカスハラか?」

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イケてる大将のカッコいいところ7選

1.客に媚びない、いうべきことはハッキリ言う

大将の言い分
  • 「1人3万円って言うんだったら、ぼったくりと言われても、これはしょうがないけど、正当な値段もらって、なんでそこまで言われないといけない。自分らの飲んだ量を考えてみろ。3時間どれだけどんちゃん騒ぎして、飲んだのかと」
  • 「ぼったくりと言われてこっちも頭に来てしまった。血圧があがりましたわ」

2.客の話はちゃんと聞く

警察に来てもらっても、らちがあかず話し合いがヒートアップしたことは容易に想像できます。それでもなお、大将は次のように客の意見を冷静に聞いています(言葉はちょっときついですが)

『ほんならお前らは、なんぼで納得するんや』

これに対して、「俺らは一人4,000円で納得する」と答えるほうもどうかとは思います。

3.売り上げが減ろうが自分の信念を貫く

「酒処でご」は南海電鉄本線の泉佐野駅徒歩1分の立地なので、南海電鉄関係者のお客も多いと想像できます。それなのに「それで売り上げが減ろうが気にしない」と。

『そんなもん当てにしてない。うちはうちのやり方でやっていて、それで潰れても別に気にもしないな。世間が批判して、誰もけぇへんなってもかめへんよ。もうやめておしまいや』と笑って話す。
『こんな田舎でそんな評判とばされたらな』と添えた。

4.常識的で独りよがりではない

大将は、テレビの取材にあたり、次のようにおっしゃっています。

「こっちの言い分だけでなく、あっちの言い分も聞いてな」

確かにお互いに言い分があるから対立したり、もめごとになるわけです。「自分だけが正しいわけではない」としたうえで、取材に答えています。

また今回のできごとも自分でいいふらしたりSNSで拡散したりなどしないで、張り紙にとどめておくのも常識でバランスがとれています。

5.筋を通した相手を許す寛大な心を持つ

取材の最中、事態を把握した南海電鉄の上層部が、「張り紙をはがしてほしい」と大将に詫びを入れました。大将は詫びを受け入れて張り紙をはがしました。
筋を通した相手をゆるす寛大な心を持たれています。

6.常連客に愛されている

こちらはYahoo!の口コミです

・元気が大将が1人でやってます。料理もそこそこおいしいです
・本当はあまり教えたくないお店、、、。 お値段もお手頃な上に 全体的に本当に全て美味しいです。何を頼んでも間違いなし。 本当におすすめのお店です。 お店の雰囲気も相まってお酒も進みます
・泉佐野駅前徒歩1分で駅からも近く、地元の新鮮な魚を味わうならココ!値段も安く最高。気さくなマスター(通称でごチャン)の爆笑トークも交えたら酒も進む事間違い無し!

引用:Yahoo!口コミ

7.料理の腕前が確かで、しゃべりが面白い

Yahoo!の口コミによると料理の腕前が確かで、なおかつトークもうまいらしいです

ニックネーム「でごちゃん」という、とても気さくな「プロの板前さん」。料理はしっかりしている。一人で入っても、でごちゃんを相手に、楽しく、美味しい魚料理を頂ける。二度、三度と行くと、居心地が良くて他では味わえない「泉州の人の良さ、魚の味、田畑の味」を楽しめる。煮物も料理人の味で、チェーン店の料理とは、数段違うでごちゃんが気さくで、ひょうきんかつ、冗談も壷を得ており、客を退屈させない宴会等で事前に予算と希望の料理をお願いして置くと、思った以上に立派な料理が並んでおり、満足出来ました。

引用:Yahoo!口コミ
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南海電鉄の対応は

2023年8月~2024年1月までは放置

この張り紙は、張り出された2023年8月から2024年1月までの約6か月間そのままだったと思われます。その間、南海電鉄はこの張り紙を放置していたことになります。

イット!が南海電鉄に取材したところ

おそらく広報部かと思われますが、次のように回答しました

「当社の従業員がお騒がせしていることを おわび申し上げます」と謝罪し、そのうえで、出入り禁止の認識については、「業務外の事象(出来事)と認識しておりますので、コメントは差し控えさせていただきます」と述べた。

2024年2月2日に南海電鉄から大将あてに「貼り紙をはがしてほしい」と電話があった

大将が張り紙はがして、いい笑顔!

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まとめ

南海電鉄の出禁事件で、居酒屋「でご」の大将のかっこいいころを7つ挙げてみました。

南海電鉄も潔く謝ったのは立派です。

最後までお目通しいただきありがとうございました!

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