今から20年前の2005年、いわゆる「騒音おばさん事件」がニュースやワイドショーをにぎわしました。
この事件、「被害者と加害者が逆だったのではないか」というウワサがあります。
つまり、加害者とされた「騒音おばさん」こと河原美代子さん(1年8か月の実刑判決)が実は被害者で、当時被害者とされた「お隣さん夫婦」が、本当はトラブルの発端を作っていたのではないかというというのです。
この事件の裏側と、お隣さんの「山本さん夫婦」の現在についてまとめてみました。
騒音おばさん事件とは
騒音おばさん事件とは、2002年11月から2005年5月にかけて奈良県生駒市平群町の住宅街でおきた「奈良騒音傷害事件」のことです。
この事件は、見た目のインパクトが強烈だったため、ワイドショーやニュースで連日にわたり繰り返し放送されました。
当時の報道で、騒音おばさんこと河原美代子さんによる隣人に対する嫌がらせについてまとめてみました。
- 約2年半の間、ラジカセで大音量の音楽(ヒップホップやユーロビート)を流す
- 「引っ越し!引っ越し!今すぐ引っ越し!しばくぞ!」と大声で怒鳴りながら布団を叩く
- 車のクラクションをならす
- 取材に来た記者にくってかかる
ワイドショーやその後の報道では、被害者とされる隣人夫婦の名前は公表されていませんが、ネットで検索するとこの夫婦のお名前は「山本」と出てきます。
山本さん夫婦は、河原さんからの嫌がらせにより、精神的な苦痛に加え頭痛やめまいなどの体調も崩したとされていました。
本当は山本さん夫婦が加害者だった?
この騒いでる女性が当初、加害者だと思われていて実刑判決を受けるも実は被害者で、 被害者だと思われていた隣人がトラブルの原因を作っていたこと、知ってた?
河原美代子さんは「騒音おばさん」として、隣人の山本さん夫婦に被害を与えた加害者として逮捕されています。
でも実は、事件の原因を作ったのは山本さん夫婦だとする「山本さん夫婦=加害者説」が上記のXの投稿でわかるように、ネットでうわさになっています。
ネットに流れている情報を整理すると次のようになります。
- 奈良県生駒市平群町の河原さんの家の隣に、山本さん夫婦が引越してきた
- 創価学会の会員だった山本さん夫婦は、河原さんを創価学会に勧誘したが、河原さんに断られた
- 気分を害した山本さん夫婦は、河原さんへ様々な嫌がらせを始めた
- 河原さんは当時、家族の介護等により心身が疲れ果てており、山本さん夫婦からの度重なる嫌がらせにより精神のバランスを崩してしまった。
- その結果、ふとんをバンバン叩いたり、大声を上げるなどの奇行に走るようになった
- 山本さん夫婦は、河原さんの奇行をビデオに撮影し、テレビ局に持ち込んだ。
- ワイドショーが面白おかしく報道し、その後河原さんは逮捕された
事件当初、Aさんを一方的に責める声が相次いだが、裁判の過程でAさんが難病の家族を抱えて心身ともに疲弊していたことも明らかになった。事情を知る住民のなかには同情する声もあったという。
引用:フライデーデジタル
当時のワイドショーやマスコミの報じ方は、河原さんが加害者として一方的に山本さん夫婦に被害を与えている、というものでした。
河原さんを奇行に走らせるように追い込んでいったのは被害者とされる隣人の山本さん夫婦だったというのが、ネットで流れている噂です。
騒音おばさんの河原さんと隣人の山本さんの現在は?
河原さんは、逮捕され1年8か月の実刑判決を受けました(実際に服役したのは3か月)。
出所後の河原さんは、自宅に戻り騒音を出すこともなく静かに暮らしているそうです。
一方被害者夫婦の山本夫婦は、既に転居して奈良県生駒市平群町には住んでいないとのことです。
また被害者夫婦の山本さんの女性の方は既に亡くなっているとの情報もあります。
“被害女性”はすでに亡くなり…18年前に全国的な話題になった”騒音おばさん”のいま https://t.co/VdtOkxeNuw
— News Everyday (@24newseveryday) May 8, 2023
「実は、騒音を訴えた奥さんはすでに亡くなりました。一方で、Aさんはいまもあの家に暮らしています。さすがに年をとりましたが、強面はあのままです。」
引用:フライデーデジタル
まとめ
2005年にワイドショーをにぎわせた「騒音おばさん事件」の被害者とされる夫婦についてまとめてみました。
最後までお目通しいただきありがとうございました。